2019年9月20日 更新

海外駐在員保険とはどういうもの?

いざという時のために。

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海外に住むとなると、いろいろなリスクを想定できます。
日本に比べ医療費が高額の場合が多く、救急車での搬送など日本では無料であるサービスも、海外では費用を請求されるところもあります。また、医療だけではなく、空き巣などの盗難も十分想定できます。
いざという時にスムーズに対応できるように、保険はしっかりと検討したいですね。

海外駐在員保険とは?

海外駐在員保険とは、海外赴任保険とも呼ばれ、海外旅行保険をベースに長期滞在者のために組まれた保険です。一般的には会社単位で加入するケースが多いですが、個人での加入希望であれば、保険会社に相談してみましょう。加入が可能な場合もあるようです。
(海外駐在員保険は、商用で渡航する長期滞在者が対象であり、現地に永住する方、帰国予定のない方向けではありません。)

海外旅行保険の内容

・傷害死亡・障害後遺症・疾病死亡・傷害治療費用・疾病治療費用・救援費用・緊急歯科治療費用
・携行品損害・テロなどに対応する費用・航空機寄託手荷物遅延等費用・航空機遅延費用等
・賠償責任危険
・旅行中事故緊急費用・弁護士費用等

(あいおいニッセイ同和損保 海外旅行保険 より)

駐在員保険はこれらの内容に、以下の内容がプラスされます。

・家族総合賠償責任
お住いの家で家事を起こしてしまい、賠償責任を負うことを求められたときなど
・被害者治療保険
お住いの家でお客さんにけがを負わせてしまったときなど

※海外では、文化の違いによる思いがけない出費も想定できます。 例えば、お子さんのお友達が自宅に遊びに来てくれた時、その子がケガをしてしまったとします。その場合、家主である方に治療費を請求されるケースも考えられます。 日本では、そういったことに関する医療費のトラブルは多くはありませんが、医療費が高く個人単位で保険に入る国では、十分に考えられます。

・生活用動産
お住いの家が空き巣の被害に遭い、保管していたものが盗まれたときなど

さいごに

海外で、小さなお子さんがケガをしたり、病気になったりすると、それだけでお母さんはとても精神的負担が大きくなります。その上医療費の支払いの心配もあると、そのストレスは相当なもの。
いざという時に、治療に専念するためにも、予め保険に入り、そのサービス内容を把握しておくことが大切です。

※歯科医療に関しては、カバーされる範囲が限定的である場合があります。出国前に日本で治療を済ませておくことが理想的です。
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この記事のキュレーター

運営部Y 運営部Y

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