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コラム メンタルヘルス

メンタルヘルスコラム④駐在員の仕事場での対人関係

更新日:


前回の麻子先生のコラム「厳しい勤務時間と戦う駐在員」に引き続き、
今回は、駐在員の働く環境での人間関係がテーマです。
駐在員がストレスを受けやすい環境に居ることを、家族やパートナーが知っておくだけでも、理解し支える上で大切なポイントになると思います。

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駐在員の方でクライエントになる方は、仕事場での対人関係がストレスと感じている方が沢山います。
日本にいた時は、自分の周りには同僚や、部下、上司もいる中、ある程度の距離をお互い保てる事ができる仕事の仕方をしていた人が殆どだと思うのです。
上司の愚痴を言いたくなれば、仕事の帰りに信頼できる同僚たちと一緒に飲みに行く事で、上司との関係についてのストレスも軽減されます。

しかし、シカゴで駐在員をしている人の大抵の場合は、日本にいた時と違い、自分の会社の駐在員の数自体が少ないのです。
例えば、上司と二人だけが駐在員の人数で、残りの社員は現地のアメリカ人だったり。
上司や仕事について愚痴を言いたくても誰にも言えず、一人抱えてしまう人がたくさんいます。

ある人は、上司からパワハラを受けていた駐在員もいます。
オフィスで上司から罵倒を浴びたり、叫ばれたり、けなされる言葉を毎日の様に言われ、いつも不安・恐怖を感じながら会社へ出勤していた方もいます。
上司からパワハラを受けながら、仕事のノルマなどをこなさなくてはいけない、でも誰に話したら良いのか?アメリカ生活で苦労しているかもしれないと思う奥さんに心配かけたくないから、彼女には話す事が出来ないと一人悩んでしまう人も少なくないのです。

駐在員が多い企業であっても、お互いを支えあうスタンスではないチームの社員たちとの仕事の仕方で、結局は全部自分ひとりでプロジェクトを背負う事になり、かなりのストレスを感じ鬱になってしまったクライエントさんもいます。

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慣れない異国の地で、英語を使いながらの仕事は駐在員にとってはとてもエネルギーがいるものです。
日本語を母国語として、日本語を使いながら日本人同士でのコミュニケーションでさえうまくいかない事があります。
そんな中、話慣れていない英語を使ってのアメリカ人社員やお客さんとの仕事は彼らにとっては、簡単な事ではありません。
仕事で英語を使うけれど、うまくコミュニケーションが取れていないと悩む駐在員が殆どです。
相手に理解をされていない中、仕事を進めていかなくてはいけないけど結局はプロジェクトがうまくいかない。
そして相手は日本語を話す事をしないので、余計にイライラ感が増しストレスを感じるというクライエントさんもいました。

仕事がうまくいく秘訣の一つとしては、やはりより良い対人関係にあります。
パワハラ上司を持ってしまったり、同僚や部下とのコミュニケーションがうまく取れなかったり、ミスコミュニケーションが多くなる英語での仕事などは、駐在員を悩ますストレスの一つです。

【この記事の著者】
保市麻子さん写真

マインドフルプロフェッショナルカウンセリング
全米・イリノイ州認定臨床心理カウンセラー 保市麻子,NCC,LCPC

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