2019年9月24日 更新

【オランダ手記】オランダでの予防接種プログラム。その流れと日本と異なる点

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市民登録後、予防接種証明書を提出

市役所で住民登録をすると、予防接種プログラムから子どもの予防接種証明書を送るように通知が届きます。

これまでの予防接種の記録(英語)をコピーして返送すると、オランダで必要な予防接種の未接種分について無料の接種カードが届くので近くのセンターへ予約して接種できます。

髄膜炎の予防接種が必要

娘は日本では受けるべき予防接種はすべて終了してからオランダに来たのですが、こちらではMenACWY(髄膜炎)の接種がさらに必要でした。日本人学校でも毎年集団接種をしてくれるので、学校で受けてきました。髄膜炎のワクチンは1回なので、娘はこれでオランダでも必要な予防接種は終了です。

オランダでは推奨「子宮頸がん」の予防接種

しかしその後、子宮頸がんの予防接種についての通知がありました。
オランダでは13才になる年から女子を対象にHPVワクチンの接種を推奨しているようです。
日本では副作用の問題もあって、任意で接種することは出来ますが積極的な推奨はされていません。私もインターネットで副作用についてのことを調べてみたり、接種することで感染を防げる確率であったり、色々調べて悩んで受けさせる方を選択しました。

同級生のお母さん達ともこの話題になり、以前副作用に苦しんだ女性のニュースを見たことのある人は怖くて接種させないと仰っていました。副作用が怖い、その気持ちもとてもよく分かります。

子宮頸がんの予防接種は、市役所が地域ごとに接種スケジュールを組んでいて、その日時に接種カードを持って会場へ行けば予約なしで受けられました。
筋肉注射だったので打つ時もかなり痛かったようですが、接種後すぐ習い事に行って帰宅したころには、腕がすごく痛くて動かせないと言うようになりました。これも副作用の一種です。

インターネットで事前に情報収集するのが理想的

インターネットで調べてみたら「筋肉注射は打ったあとよくマッサージすると痛みが和らぎます」と書いてありました。痛くなってからはとてもマッサージ出来る状態じゃないらしく、我慢して過ごしていましたが、2~3日ほど痛みが続いているようでした。
色々予防接種について調べているときに、ここまで気が付いていればよかったのに。

もしこれが日本だったら、看護師さんが「しばらくよく揉んでくださいね」と声かけてくれただろうなぁ、と日本の手厚い看護が恋しくなります。
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