2019年9月24日 更新

アメリカのベビーシッター事情

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託児所(チャイルドケア)について

私がアメリカに赴任して間もないころ、近くの教会で日系アメリカ人の方々が日本人のために開く英語教室に通っていました。

当時まだ娘は1歳だったので、誰かに預けて出かけるようなことはできませんでが、この教会は同じ建物の中に託児所があって、乳児から幼稚園に入る前の幼児まで月齢によってクラスを分けていました。
日系アメリカ人のおばあちゃんやおじいちゃん達がたくさんいらして、英語の授業とその後のカルチャークラスで1時間半ほど、子ども達のお世話をしてくださいました。

私が通っていたころはお母さんが40名近くいて、子どもの数もすごく多かったです。
ボランティアのおじいちゃん・おばあちゃんだけでは見きれないので、クラスに通うお母さんの中で当番をきめてベビーシッターをしていました。

赤ちゃんクラスは、基本寝ている赤ちゃんがほとんどですが、泣いてる赤ちゃんはずーっと抱っこしてもらっていました。
幼児クラスはおやつタイムもあり、教室でお絵かきしたりおもちゃで遊んだり、体育館でボール遊びをしたり、お母さんと離れるのが悲しくて泣いてる子もお迎えに行く頃には機嫌も直ってました。

アメリカは幼稚園や小学校に入学してからでも、子どもを一人で留守番させることは違法なので、長い長い夏休みや学校だけがお休みの日には、スポーツクラブの託児所を利用していました。

自分がクラスを利用している間だけですが、無料で利用できます。
私が利用したのは高級な会員制のスポーツジムではありません。どこにでもある市のスポーツクラブです。
市民は受講料が少し安くなりますが、誰でも普通に利用できます。

その託児所は一部屋だけ。お水はありますが、水筒とお菓子は各自持参です。
お世話をしてくれるスタッフが数名いて、一緒に絵本を読んだり工作をして遊んでくれます。

そこは子どもが泣くと、放送でお母さんが呼び出されるシステムだったので、小さなお子さんのいる人は途中で呼び出されて残念そうに帰っていかれることもありました。

お母さんみんなが自分の時間も大切にできる。でもまず何よりも子どもが最優先だよ、という国柄を感じます。
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