2019年10月2日 更新

子どもをアメリカの現地校へ通わせる~1月から8月までの手続きとその流れ~

経験者にお話をお聞きしました。

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海外駐在、移住など海外生活をする上で、子どもの教育はとても気になるところです。
どういった基準で学校を選ぶのか、学校の評判はどのようなものなのか。
こちらでは、アメリカの現地の学校に入学を決めた後、どういった手順を踏んで入学の時を迎えるのかを、実際に現地の学校へお子さんを通学させているお母さんにお聞きしました。

MTさんの場合(男の子と女の子のお母さん)

まずは学校区に登録

アメリカも日本と同様、学校区があります。

まずは住まいのある学校区の小学校に登録へ行きます。
登録することのできる日程は決まっていて(9月入学なら2月ごろ)、
もしその日に行くことができない場合は、後日学校に直接向かうことになりますが、
その前に学校区事務所へ子供を登録しなければなりません。

学校区の小学校に通わずに、越境通学を希望する場合は、登録の際にその手続きが必要となります。
大抵定員数が決められているので、この時点で申し込まないと越境通学は難しくなります。

必要な手続きとその流れ

Q.入学が決まった後の、学校で必要な手続きとその流れを教えてください。

A.
【1月下旬~2月中旬】
Open Enrollment Fair
学校説明会、訪問ツアー

【2月中旬】
<登録日>
学校もしくは学校区事務所で児童を登録します。
必要書類は登録日に学校で入手してその場で記入するか、インターネットでダウンロードして記入の上持参します。

【3月下旬】
入学許可の手紙が郵送されてきます。

【4月~5月】
私の住む学区では家庭言語が英語ではない児童は英語能力試験を受けます。
その結果によって、英語補助の先生がつくかESLのクラスの受講となります。

【5月】
Kindergarten Roundup という新年長児(キンダー)の生徒対象に、学校説明会・学校訪問があります。
【8月初旬~中旬】
学校用品を揃えるために学校のサイトからリストを入手し、買い物に行きます。
バスの発着時間、ルート、パスなどが送られてきます。
学校からクラス発表の手紙が届きます。

【8月下旬】
<新学期スタート前夜>
学校へ学用品を持ってクラスへ行き、先生やクラスメートに会います。
保護者へのカリキュラム説明会も同時に行われます。

<新学期スタート当日>
通常通りバス通学の子はバスに乗って、徒歩の子は歩いて登校します。
学校の校庭で先生がクラスのプラカードを持って待っているので、そこに集まってみんなで教室へ向かいます。
保護者は写真撮影に参加することができます。

MTさん、取材のご協力ありがとうございました!
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