2019年9月24日 更新

【オランダ手記】一大イベント「聖ニコラス祭」

オランダで冬の一大イベント「聖ニコラス祭」

その歴史は16世紀とかなり古くて、これがクリスマスの起源になっているそうです。

毎年11月中旬(正式には11月11日以降の最初の土曜日)になると、聖ニコラス=シンタクラースというおじいさん(以下、シンタさん)が、スペインからオランダに蒸気船に乗って上陸するところからお祭りの幕が上がります。

上陸する場所は毎回変わるようですが、私たちが初めて迎える聖ニコラス祭はZaanstadという街に到着して、国民の歓迎を受けパレードをした後、それぞれの街でも到着のお祝いパレードをしていました。

ちょっと怖い?シンタさんと従者たち

それから聖ニコラスの日=12月6日にスペインに帰るまでの間にシンタさんはオランダ各地の学校や病院を訪問して子ども達の様子を見て回り、良い子にしてたらプレゼントを、悪い子は袋詰めにしてスペインに連れて帰ってしまうという言い伝えがあります。

そのために、お供についてるズワルトピート(黒い従者)は棒とお菓子の両方を持ち歩いてるとか。街の上陸パレードでは、ズワルトピートが子ども達にお菓子をばら撒いてくれるみたいですが、なかなかの怖い話です。

この聖ニコラス祭のときにだけ出回る特別なお菓子が、Kruidenoten(クラウドノーテン)と呼ばれるシナモンクッキーです。

娘の学校にもシンタさんがやってくるということで、調理実習でクラウドノーテンを作っていました。

学校でも聖ニコラスにちなんだイベントを

小学部は各学年で、歌や踊りを準備してシンタさんに披露します。

娘たち6年生は、日本のヒット曲でダンスを披露しました。強面のズワルトピートさん達もリズムに合わせて一緒に踊ってくれたそうです。

学習発表会があったり、現地校との交流などもあって、一年を通じて行事が盛りだくさんの日本人学校は、それぞれ準備期間が短いので大変です。

先生の振り付けと、自分たちの振り付けを合わせながら頑張って作り上げていました。

その甲斐あって、シンタさんからは全員名前入りの木靴をプレゼントされて帰ってきました。

オランダならではの行事に参加させてもらえて、よい思い出になりました。
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